輝け!第131313回バイファムキャラ人気投票


恒例となった「バイファムキャラ人気投票」の第131313回目の結果が先日、バイファム投票事務局から発表となった。今年はマークシートを採用したことで投票数も大幅に伸び、日本国民の実に1/3までもが投票に参加した計算になるそうだ。では、結果を順次見ていきたい。
総投票数
1.ガンテツ3,058,003
2.ミセス・ロビンソン2,998,542
3.タウト星の通訳のおっさん1,070,032
4.デュボア914,641
5.どすこい姉妹615,622
6.ギャラクレー587,156
7.ジェイナス艦長523,157
8.メル443,181
9.クレアド基地女性オペレーター416,543
10.ラレド 334,651
11.シャロン 249,465
12.カチュア 234,491
13.マキ 125,925
14.パティ・パンプキン 102,342
15.3話の元軍人のおっさん 93,371
16.エロ本のモデルの女性 91,024
17.ルチーナ 88,565
18.ガイ 63,288
19.ケイト 51,262
20.パースくん 32,301
21.ローデン大佐 27,583
22.ミューラア 22,505
23.クレア 21,098
24.フレッド 19,109
25.ジェダ 18,242
26.スコット 15,161
27.バーツ 10,859
28.ジミー 10,127
29.マルロ 9,985
30.ペンチ 8,343
31.クレーク博士 6,174
32.バーブランド大佐 5,027
33.ケンツ 3,245
34.ボギー 2,161
35.デッサンばばあ 1,903
36.ロディ 1,336
(無効票) 18,156

【講評】〜選考委員長より〜

第131312回に引き続き、トップ10は大激戦となった。その中で安定した人気で1位を獲得したのは前回に引き続きククト軍人ガンテツ。39話のみの登場でありながら、そのエキセントリックな言動で多くのファンの心をつかみ、アニメ界では今や「エヴァンゲリオン」の渚カヲルと並び称される”主役級ゲストキャラ”に成長した。得票数は東京ドームを実に60回満員にできるという史上最多の305万票。熱狂的な女性ファンも多く、中には「ガンテツさん死ぬほど好き!私をベッドの上でRVディゾのようにエビ反りさせて(22才・OL)」という過激な意見も見られた。ガンテツ役を演じた声優の加藤治氏はマスコミの取材に対し「私の中のベスト・キャラですからね。ファンレターも週に150通は下りませんし、このくらいの得票数は当然です」とのコメントを発表している。また女性キャラ人気ナンバー1のミセス・ロビンソンは男性ファンの組織票が圧倒的な割合を占めて2位にランクインした。「あの二重アゴに一度でいいから挟まれてみたい(27才・会社員)」、「あのボディーは吉野屋でいうと特盛級、体当たりされて失禁したい(35才・公務員)」「ところで結局ロビンンかロビンンかどっちやねん(26才・大阪人)」とその人気はとどまることを知らず、サ○ライズでは来春には彼女を主役にしたオリジナルビデオ「ロビンソンの記憶・涙の奪回作戦」の制作を予定しているという(発売元・バン○イビジュアル)。ストーリーは、記憶喪失になって生き延びていたミセス・ロビンソンが同じく生き延びていたガンテツ(現在はククト星でバーを経営)に助けられ、13人と感動の再会するという話らしい。どこかで聞いたような話だが、ファンにとってはたまらないプレゼントとなるはずだ。LDの初回プレス特典はミセス・ロビンソン等身大水着ポスターなのでファンは早目に予約しておきたい。

また、注目なのは前回の17位から急上昇、3位にランクインしたのが29話で登場したタウト星通訳のおっさんである。このキャラクターの信奉者は決まって喋り方が彼とそっくりになるという特徴があり、今回も投票事務局には「通訳のおっさんを1位にしなさ〜イ。でなイとアナタの頭くゥーるくゥーるなりマース」といった脅迫めいた電話がたびたびかかってきたそうである。 次回は2強を崩すことができるか、今後の動向にファンならずとも注目である。
前回の3位から7位にランクを落としたジェイナス艦長だが、本編に登場してすぐに爆死したことから、アジア近代史に詳しいファンの間では「21世紀の張作霖」という愛称で親しまれているらしい。また、10位のラレドについては得票の過半数が「ラレドになりすましてペンチに看病してもらい、あわよくばいたいおヒゲを武器にペンチのファーストキッスを奪おう」と企むペンチファンによるものであることが事務局の調べで判明した。

メインキャラの中では前回の32位から23位にジャンプアップしたクレアが目立っている。これは、「全国ヒステリックな女の子大好き協議会(略称・全ヒ協)」の加盟メンバーによる署名運動の成果であると見られている。なお、本編の主役でありながら今回ついに最下位に転落したロディ役の声優・難波克弘氏はあまりのショックに「まさかデッサンばばあにも負けるなんて…もう日本という国が信じられない。ぐれてやる〜」とコメントし、声優を廃業してアメリカに渡ってしまったそうである。

なお無効票の9割に当たる17983票は「お天気ママさん」に対しての投票である。どうやら、タイムボカンシリーズ「オタスケマン」に出てきたお天気ママさんとボギーの声があまりに似ていることから、両者が同一人物であると錯覚したファンが投じた票らしい。「本日のククト星は晴れ時々くもり、ところにより強力なエクストラ力線が降るデしょー」というセリフを心待ちにしているファンは多いそうである。

事務局では来年度実施される第131314回の投票からはインターネットによる票も受け付けることを発表しており、まさにワールドワイドなバイファム人気を証明するものとなりそうだ。乞うご期待。
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