バカまじめ選考ポイント
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●もともとが「決意」の表れたセリフである。脱力ネタでうまく料理したい。
●「甘えている」という言葉からか、堕落生活ネタが続出。ありがちな表現でまとめることなく、うまく差別化を図りたい。
●以下審査コメント。
「吉牛が好きなだけの女の子でいたくない…採算ギリギリの牛丼『並』を2つ注文してしまうズルさ」…単に「安いものを〜」ではなく、「採算ギリギリの」という表現を用いたところが秀逸である。文章から野明の生活レベルが滲み出る秀作。
「壁紙交換が好きなだけの女の子でいたくない…さり気なく電話番号を聞くのに便利なTFTケータイ」…なるほどそんな使い方があるのか、と違う意味で読者を感心させる作品。説明臭くならないよう簡潔な表現でまとめている点も買える。
「レバ刺しが好きなだけの女の子でいたくない…『すいません当たりました』と言ってはズル休みを繰り返す自分」…堕落しきった行動を存分に表現した作品。繰り返しの美学がここにある。
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