バカまじめ選考ポイント
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●「私」ではなく「私たち」である点や、「〜たい」という語尾に意外とクセがあり、難易度は高いお題。「中へ入る」ことにきちんと着目しているかどうかが大きな分かれ目である。
●死体、変態、○○隊など「〜たい」を含む単語を利用した作品が多かったが、文章上「たい」が平仮名なのは決まっていることもあり、よほど工夫しない限り入選は難しい。なお「入れてください」を曲解した下ネタについては言うまでもなく追試。
●以下審査コメント。
「大企業の内定をもらっています。今のところ暇なので、ひやかしで御社の面接を受け」…「御社」という礼儀正しい表現を使った上での失礼きわまりない内容のセリフが絶品。高慢な態度が的確に表された文章表現は見事。
「「100人入っても大丈夫!」って今までにない角度からイナバ物置をPRし」…過去に何度か入選しているイナバ物置ネタだが、きちんと切り口を変えてくるところはさすがの一言。「中へ入れてください」を巧く生かした好例である。
「どうしてあんな小ぢんまりした機体からあれほどまでに沢山の小さなメカが」…間接的な表現ですべてを説明した描写が抜群。文句なし10点のネタだが、文末の語句の記入漏れで惜しくも1ランクダウン。
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