バカまじめ選考ポイント
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●「〜だ」という文末のお題は過去にも出題例が多いだけに、いかにオリジナリティを出せるかに投稿者の力量が問われる。シリアスな場面であることも有効に生かしたい。
●15年という歳月を有効に利用できているかどうかは大きなポイントとなる。ただし単純に15年前のテレビ番組や出来事を書いただけのネタは食傷気味。ひとひねりが欲しい。
●以下審査コメント。
「カウボーイビバップ、2016年公開のアナウンスか。」冬月「15年前に2001年公開(後略)」…舞台となる西暦年を巧みに利用した作品。読み進むに従って読み手をフィクションから現実世界に引き戻すテクニックが絶妙である。
「やってみてよかったな。この喝采。マンザイブーム再来」…二人のコンビに着目した、シンプルに見えて非常に洗練されたネタ。「やってみてよかったな」の一言に二人の心境が如実に表現されている。
「確かに『テレビくん』だ。それにしても付録がCD−ROMになっとるとはどういうこと」…前半で「ん?」と思わせておいてオチはあくまで後半。作品の流れを重視した表現はさすがの出来である。
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