バカまじめ選考ポイント
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●バイファム劇中でも非常にスケールが大きなセリフのひとつである。もともとが物語の核心部分に触れるシリアスなセリフであるだけに、脱力するようなネタを準備したい。
●マニアック系裏話ネタが多かったが、その中でも自分の体験談をベースにしたネタは(事実か空想かは別として)やはりパワーがある。上位作品を見て着眼点と表現を研究して頂きたい。
●以下審査コメント。
「電話ボックスに張ってある写真どおりの女性が来てくれるわけではないこと」…具体的に示唆しなくても何のことか分からせてしまうテクニックが抜群である。シンプルでいて洗練された文章が買える。
「彼女に会う前は、iモードの受信メールと送信メールを削除するのが基本だって事」…一見まわりくどい表現の中に濃厚なリアリティが漂う作品。正攻法で押し切った点は見事の一言。
「恥丘のこと」…音をそのままに、意味だけ変えてしまうという着眼点の勝利である。「地球」→「恥丘」の変更によってさらなる深い意味が醸し出されているのも見逃せない。
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